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(医)太一会
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ながしまクリニックCOLUMN

カフェロ-デストン

投稿日: 2014年07月22日

移転前の南船場の職場から近い、カフェローデストン。早いものでふと訪れた夏の日から、もう十数年のお付き合いになります。ここのママさんは、かなり凄い霊力をお持ち。他人の前世がするすると見えてしまわれるのです。

前世喫茶、心斎橋の母、などと呼ばれ、知る人ぞ知るカフェです。最近はテレビで取り上げられることもあり、放送後は大勢で賑わい、前世の鑑定は完全予約制になりました。1件1000円、良心的です。℡0662528665

私の感性はママさんなくして育たなかったと思います。見えない世界だけに独りよがりになってぶれては大変。いつもママさんに確認し合い、時にパティシエの日小田さんにも相談し、大切なことはダブルチェックし慎重にしています。ママさんも「まだまだ私の解ることなんか、僅かよ~」と謙虚です。

私の前世はインド、チベット、中国、ネパール、トルコなど東洋が圧倒的に多く、地味なお坊さんが多いんです。自分の前世はママさんに言われたものをビジョンで確認出来ましたから確信が持てます。たまに女性に生まれている時には小商売人の娘で結婚し家庭を持っています(今生でもそうですが)だから東洋思想が大好き。チベット仏教の曼陀羅とか、キョンシー映画の道士さんとか、インドのヒンズー寺院の行者さんとか、何だか懐かしく眺めてしまいます。粗食で満足出来るのもそのためかも知れません。日本で白鳳時代、奈良と京都の間でお坊さんをしていたらしく、たまたま白鳳の仏像が蟹満寺に残っていると古建築マニアの実家の父に言われ、自分の前世を確めたくて訪れたことがあります。その漆黒の仏像を丁寧に拭いていた記憶とともに、もっと大きなお寺だったのになあと思い出しました。ふとお堂を見上げると、火災前は大きな伽藍だったらしく、発掘現場の写真が展示してありすっかり仰天。覚えているのです、魂のどこかで。主人とは夫婦3回目(「えっ、1回で懲りるはずなのになあ!」と主人)、親子兄弟を入れると8回くらい一緒です。困った時に主人が助けてくれると、モンゴルの遊牧民だった前世で父親だった主人の馬に一緒に乗る縮れっ毛の娘の私が安心している記憶が甦ります。実家の父や母と夫婦だったこともあります。特に父親と夫婦だった中国での前世は、前の大学で興味があって勉強したまさしく宋代。断然、宋代の思想が面白かったのです。病弱な女性で父に気晴らしの風景を眺める旅に連れて行ってもらっています。(「高等教育を受けた女が何を気持ち悪いこと言うとんねん?」と父)今生でも身体が決して丈夫ではないので、こんな仕事をしたくなったのかも知れません。前世だけでなくその他、ママさんのカフェに出入りして学んだことは、語り尽くせないほどです。折に触れてご紹介したく思います。私達の魂はあちこちに転生し、お世話になった方々とまた縁を結んで支えあっているのですね。前世を紐解くとなおさら灌漑深く、しみじみと有難く思えてきます。

真ん中と右の写真は、先日ママさんが滅多にないお休みに東京に出かけられた際、銀座で雑誌社の方に呼び止められ、掲載されたもの。パリのマダムのようでしょう?