5月12日、本門法華宗の総本山、京都の妙蓮寺で本堂の改修完成のご法要がありました。実家の菩提寺の総本山です。親族のお年寄り連中はヨボヨボしてきて欠席、神仏大好きな私が参列、父と息子は写経してお納めしました。永島家も日蓮宗ですが、本門法華宗は日蓮宗の分派のようです。日頃は地味～な本山ですがこの日は稚児行列や末寺の檀家さんで大賑わい。とっても華やかでした。写真は妙蓮寺の十六羅漢石庭です。

日蓮聖人は他宗排斥のお気持ちが強かったためか数々の法難に遭われています。毎朝、お仏壇を拝む時も、出て来られますが、私が真言宗や修験道の阿闍梨さんと親しいのはかなり、お気に召さない感じ。ゴメンナサイ。日蓮聖人の高弟日像聖人が京都での布教を命じられ開いたのが妙蓮寺で、やはり法難の後、やっと後醍醐天皇から布教の許可を得たとのこと。わぁ～、また後醍醐天皇とご縁がありました。

母の実家のお墓に毎回、大きなお姿で出現される、猛々しい古い着物姿の強者は、後醍醐天皇に、どうも関わったようです。ご挨拶した程度かも知れませんが？クリニックの移転先に近い、中津の済生会病院の近くに後醍醐天皇ゆかりの萩の寺(阪急の開発で移転)があったそうです。母の実家の菩提寺も中津の光徳寺(戦災で焼け小さな墓所が残る。画家、佐伯祐三のご実家)でした。母の実家のお墓は移転しましたが。幼少時の母の記憶によると広大な寺だったようです。

クリニックにご縁がある大阿闍梨さんは吉野の金峰山寺で修行され、後醍醐天皇と楠木正成ゆかりの矢伏観音をお祀りされています。大阿闍梨さんにも済生会病院近くに移転する方がご加護が得られるとアドバイスをいただいたんですよ。本当に不思議なご先祖のご縁です。