ご予約は電話(06)6374-5556で承ります。

(医)太一会
ながしまクリニック漢方内科


ながしまクリニック
漢方内科

ながしまクリニック
漢方内科

ながしまクリニックCOLUMN

90代、寝たきり6年、褥瘡なし、筋肉痛なし。

投稿日: 2013年07月28日

 数年前より、クリニックでは月に4コマ(3コマの月も)、操体法の講習会を開催しています。中高年になると、全く運動していなかったり、変な姿勢で歩いているだけだったり、歪んだまま無理な運動をしてかえって身体を傷め、あちこち痛くて辛い方が沢山おられます。正しい食事、十分な睡眠、心の持ちよう、薬の必要な方は薬に加え、毎日少しずつ出来て、高齢になり寝たきりになっても出来、決して痛くない、無理のない健康法が操体法です。創始者の橋本敬三先生は仙台のお医者さん。戦時中、シベリア抑留も経験され、薬も何もない状態で自力で病気を克服出来る健康法を追及された方です。壮絶でしょう?しかも表題は橋本敬三先生のことなんですが、90歳になって、大腿骨を骨折され、高齢のため腎機能が悪く手術が出来ず寝たきりになられたのに、亡くなるまで約6年、ベッドの上で微妙な動きの操体法をなさって褥瘡も関節痛もなく逝かれた、と最近知りました。普通、そんなのことは有り得ないですよね。誰しも年齢を重ねます。漢方の大先輩で、操体法を命懸けで広めておられる奈良操体の会、北村翰男先生の高弟、経験豊かな、安枝宏枝さん、落合久美さんをスペシャル講師に迎えての講習会。運動嫌いの私も一緒に学び、毎回、和気あいあいの1時間半です。月に1回、参加出来る時だけでも十分。脳の手術後、あちこち痛かった70代の女性は毎日、少しずつ励行され「私、どっこも痛いところあらへん」、と嬉しい悲鳴。リウマチや悪性腫瘍、緊張のとれない方、腰痛、五十肩、膝関節痛、更年期の諸症状など、どんなご病気もリラックス感とともに好転し、大好評です。簡単そうに見えて意外と難しいので、「こんなんすぐ出来るわ、あほらしい」と思わず、効果が実感でき、身に付くまで都合のつく日だけでも参加なさってみて下さいね。スペースに限りがあるのでスタッフに日程をお聞きになってご予約下さい。参加費は茶菓付きで1回1000円とお得です。