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(医)太一会
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ながしまクリニックCOLUMN

ホリスピ研のこと

投稿日: 2014年04月02日

昨年は普通の漢方の勉強会にも出席しましたが、一昨年度から非公開に活動が始まったホリスティックスピリチァル医学研究会の勉強会、治療目的の分科会で盛り上がりました。今年2月には、正式に法人化してスタート、出たがりではない私も、なんと理事の一員なんです。きっかけは、一昨年、私が神様ナビ(詳細はまたの機会に)にしたがって1回だけ参加したホリスティック医学研究会関西支部会でのこと。私が「お祓いをしないと上手く症状が取れないことが結構ある」と発言したところ、奈良の山田義帰先生が「こいつ面白い」と思われ、心あるお仲間を30人近く集めて下さったのです。後で伺うとホリスティック医学研究会では「お祓い」などという発言はあまりポピュラーではないらしく大反省でした。

 白鳥哲監督の「祈り~サムシンググレートとの対話~」という実験的な映画をご覧になった方もおられるでしょう。たとえば、アメリカの研究者のレポート。西海岸から東海岸の患者さんの回復を数人で祈ると、患者さんも主治医も祈ってもらっていることは聞かされていないにもかかわらず、祈られていない患者さんより、祈られている患者さんの方がはるかに回復が良い、というデータが公開されていました。この映画では、スピリチァルな発言で知られる科学者、村上和雄先生(天理教の信者さんとか)の、サムシンググレートとの対話を軸に紹介されていました。神仏にすがる、家族の思いに支えられる、自分自身の霊性を覚醒させるなど、スピリチァルな影響がやっと研究されはじめているようです。映画に出て来られた欧米の研究者の方が日本よりはるかに熱心な印象を受けました。ホリスピ研は、この時流に乗ってスピリチァルな手法を具体的な治療に生かしたいという集まりです。

 前回のブログにも紹介したように、魂魄のうち、魂はあちこちに転生し、魄は血脈の影響を色濃く受けるそうです。私の懇意な阿闍梨さん達によると、ご先祖からの影響も色々とあるようです。ホリスピ研のメンバーは、スピリチァルに関心があり治療に取り入れている医師、薬剤師、鍼灸師、整体師、スピリチァルアートの画家、密教の僧侶、ヒプノセラピストなど個性豊かな方達ばかり。この分野の研鑽は、私にとって、最も興味深く日常診療にも密かに役立ち、示唆に富んでいます。見えない世界だけに独りよがりになって間違えては大変。まだまだお仲間と確認しながらの作業ですが今後の展開が楽しみです。3月には東京の勉強会、分科会もスタートしました。写真は大阪での勉強会の時の参加者です。お花は私の誕生日にスタッフなどからのプレゼント。