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(医)太一会
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ながしまクリニックCOLUMN

正心調息法と書写山圓教寺

投稿日: 2015年01月22日

 ある患者さんから教わり、最近、故塩屋信男先生の正心調息法にはまっています。塩屋先生は虚弱児だったそうですが呼吸法を極めてどんどん元気になられ、106歳近くまで長生きされ、100歳でゴルフコースを回りTVにも出演、講演もこなされていたお医者さんです。96歳でエイジシューター3回目(ゴルフの事は全く解りませんがギネス級の事らしい)、76歳でヒマラヤ登頂、お若い頃は特効薬のない時代に結核にかかり、激務しながらこの呼吸法で完治されたとか。スピリチャルな診療にも精通されご存命なら弟子入りしたかったです。詳しくは塩屋先生のご著書やサイトをご覧下さい。

確かに私達現代人は慌ただし過ぎて呼吸が浅いですね。酸素を十分に取り込めず全細胞が活性化していないまま、息も絶え絶えなのかも?1日25回、座して肛門を締め、臍下丹田に向けて横隔膜を目一杯下げ腹式呼吸するのですが、全宇宙の創造主のエネルギーを丹田に集め、それを全身に行き渡らせるところが重要なんです。太陽系でも銀河系でもない、もっと大きな全宇宙。私にとってはタイムリーで、前回ご紹介したアガスティアの葉のメッセージにあったムーラマントラを唱え繋がるところとピッタリくるんです。塩屋先生によると、この全宇宙のエネルギーに繋がると思いのまま、自在に生きれるらしいです。詳しくは文庫本になっていて入手しやすいご著書「自在力」をご覧下さい。自在に生きれる、と思うだけでも何だか勇気づけられますね。

塩屋先生のご著書に、悪天候になりがちなモンブランに旅行された時に天候も自在に操れ快晴になった、との記載がありました。折しもクリニックの秋の遠足は姫路の書写山、圓教寺。ラストサムライの舞台になった古刹です。クリニックのイベントに何故か集まって下さる古いおばちゃん患者さん達も数名参加。重要文化財の搭頭、壽量院では、予約すると本膳の精進料理がいただけます。トムクルーズも壽量院でも撮影されたとか。私もスタッフもずっと楽しみでしたのに天気予報はあいにくの雨。そこで正心調息法で1週間、「書写山晴れた」と必死で願いました。当日はどんよりと曇り空、姫路からのバスの中でも「午後から雨」との天気予報。ところが初体験の本膳の精進料理をお腹いっぱいいただき、お抹茶とお菓子を縁側で楽しんでいた時、ぱーっと清々しく晴れたのです。その後も1滴も雨に降られず本堂で座禅体験もしてストレス発散、大満足の遠足でした。宇宙の創造主と通じることが出来たと思い込んで、ちょっぴり塩谷先生に近づけた気分になれました。