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(医)太一会
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ながしまクリニックCOLUMN

先祖からのメッセージ

投稿日: 2015年03月09日

  平成26年12月、実家の母が自宅で転倒し膝を痛めてしまいました。心不全で閉塞性動脈硬化症のため、日頃からヨタヨタ歩き。激痛らしく整形外科でも骨折がないか調べてもらったところ、骨折はないが手術適応、しかし心不全のためリスクが高く整形外科医も手術は断念。母も私も天中殺年のため手術をしても経過が悪そうなのでほっとしました。でも整形外科で貰う痛み止めは飲むとしんどい、漢方でも工夫しましたが、激痛が辛いと騒がしい限り。そんな折、お世話になっている大阿闍梨さんが受診され、「左膝ならお母さんの実家のお墓の左下が欠けているかヒビが入っているはずだから直してもらわれると良くなりますよ。お母様のご実家が栄えていた頃、奉公されていた方々でお弔いが不十分な方がおられるから2年間、お彼岸に菩提寺の本山にお参りし、8月の千日参りに四天王寺さんにお参りして弔って差し上げると喜ばれますよ」と言われました。またお参りする所が増えたなあ~、これも墓守りの星がある私のお役目なのかと納得し、木枯らしの吹く寒い日、早めに診療が終わった後、豊中の母の実家の墓に参ってビックリ。確かに左下の花入れに写真のような亀裂が。お盆にはこんな亀裂はなかったはず。

「知子夫婦がいつも、年末にお墓参りをするからそれまでに治しておいて欲しい」と耳の遠い母は一方的に実家の跡取りに連絡を入れました。するとある日から激痛が止み、母の気迫が凄かったのか、確かに年末のお墓参りには右の写真のように新しく修繕されていたのです。よく、お墓参りを怠るようになってから家族に病人が続く、とかお墓の上が欠けていて頭の病気になったとか、患者さんから伺うことがあります。最もわかってもらえそうな方にお墓を割ってご先祖が伝えているのでしょうか?