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ながしまクリニックCOLUMN

2021.9.23 日本スピリチャル医学研究会公開講座

投稿日: 2021年10月07日

 2021年9月23日、日本スピリチュアル医学協会主催のzoom公開講座でした。お二人の演者とも、抜群の出来栄えで、参加された方々からは大好評でした。

 

〇高橋さん講座から

~私のスピリチュアル診療 

脈診で宇宙とつながるアーユルヴェーダ医療の妙技~

髙橋 聡美(Satomi Takahashi)

城西内科クリニック院長、日本スピリチュアル医学協会正会員

 まず、高橋先生がスピリチュアルに関心を持たれた経緯です。事故による怪我の手術が失敗し、車椅子生活を余儀なくされ、奇跡的に改善した頃から。また仕事にのめり込み、2013年、重篤な悪性疾患を発病されます。小学4年の霊能者に、もう死ぬと言われ、その時、気づきを得たので自分は新しい人生を送りたい!との思いが湧き出て、神様に頼んだところ、生かしてもらえることに。京都三十三間堂で仏様から光が降り注ぎ、「あなたの言葉で人々に伝えよ。用いられる時が来た」との啓示を得られました。スピリチュアルをきちんと学ぼうと、ミディアムシップ、ヒーリングを習い、瞑想処方医に。アーユルベーダなかでもマハリシ・アーユルベーダでは意識に関する技術を教わったとのこと。自然栄養療法も取り入れ、2020年からエネルギー外来をスタート。その中で量子力学観点から意識に働きかけることも始められました。

脈診からわかる事は一般に、ヴァータ、ピタ、カパなどの体質、バランスの乱れ、浄化力、アーマ(未浄化物)のレベル、生命力、免疫力のレベルです。高橋先生は脈診で、さらに潜在意識まで観たり霊的なものとのやり取りまでされます。

気エネルギーの観点をさらに検討すると宇宙意識と純粋意識はフラクタル構造で繋がっている、純粋意識から考え、言葉、行動と繋がる、現実を作るのは心の内側からであることが分かります。純粋意識は潜在意識と言っても良いですが、その特徴は、潜在意識はパワフルで情報量がとてもつもなく多いのです。だから直感に従うと上手く行くことがあります。しかし一方、否定形は理解できない、過去、現在、未来の時間概念がない、といった世界です。

 波動的な面からは、物質にも感情にも周波数があります。例えば、愛の波動形態、嫉妬心の波動形態も最近は波動測定器で提示することができ、これを用いて波動的治療も可能です。病気、臓器、感情が波動で繋がるのです。シンギングボールを使うなど音を使うことで、自分自身を整える、デトックスをする、思考パターンを変えるなどもできます。

 こうしたスピリチュアル的なセラピーで改善した3症例を詳細に説明してくださいました。最後の症例では患者のご本人が登場するサプライズもありました。(症例は省略)

 ご自身の体験を踏まえ、マイナスの事は考えず、良い思いで日々過ごす大切さを再確認出来る内容でした。

 

◯渡辺さん講座から

身近な風水グッズやインテリア調整により改善した症例報告

龍羽渡辺(渡辺裕美)  

占いの本場・台湾に在住25年の多数の著書をもつ占術師、日本スピリチュアル医学協会正会員

 風水の概念を解説

 人と環境の関係を観察、経験を蓄積したことが風水の始まり、どんな家か良いか?どんな場所でどのような作りが住居として安全で快適かを研究するところか始まり、気が集まる場所を探すことも重視されました。6000年前の遺跡からも風水の痕跡かあり、お墓も大切なポイントで、BC200年からその痕跡があるそうです。

 風水の世界事情としても台湾が一番継承されていて、高額なマンションの建物の真ん中部分をすっぽり空けて、エネルギーの流れを優先している事例を紹介。20億~30億分の売上が無くなるような、一見無駄に見える建て方ですが風水優先。また台湾では一般の人も日常的に使っています。

 台湾では街の中でも風水の細工をされていて、例えば、扉は室内から内に開ける。これは外から気エネルギーを取り入れため。財や福は外側から内側にやって来ると言う発想で扉が内開きだそうです。

 また、シンガポールの大きな観覧車は、財や場が逃げるという風水師の反対で回転の向きをそれまでと逆向きに巨額の費用をかけて変更した例も紹介されました。

 方角は、日本では家相が主で、30度、60度に分けるが風水は45度ずつ分けている。日本の中では沖縄は風水を多く取り入れている地です。

 風水にもいくつかの流派があり、巒頭(らんとう)派では、室外巒頭(らんとう)、室内巒頭(らんとう)と2つに分かれます。形から判断し、殺気あるものは避けるといった判断をします。例えば、T字路の突き当たりのどん詰まりは良くない。Y字の中は良くない、ただし中が丸い形なら良い、反弓殺、曲がる道路の外側は良くない、高速道路でもそのような所があり、同じ高さにあるマンション等の家は悪影響がある。300m離れていたら影響を受けにくい。左右の高い建物に挟まれて建っているのは良くないなどです。

 室外巒頭(らんとう)のケースでは、変な色の建物良くない、ビルなどの角がこちらを向くのは良くない、玄関の前に電柱があるのは良くない、ビルの窓等のピカピカした反射が来るのは良くないなどです。

 こうした凶エネルギーには鏡を対象物に向けてぶら下げて跳ね返すなどで風水の対処します。

 室内巒頭(らんとう)のケースは、玄関入って目の前が窓は良くない、外から良い気が入っても出て行きやすい。角、梁も良くない。勝手口を玄関より良く使うのは良くない。風水では玄関を大事にする。

2つの玄関も良くない。玄関入ってすぐ階段も良くない。対処としては階段前に衝立を置くか、または赤いマットを敷きその下に風水グッズを置く。玄関出てすぐ下に降る階段は良くない。対処は植木を置く。玄関の入って正面の鏡も良くない外せない場合は布で覆う、などです。

 玄関、寝室、台所は特に大切で、そこに居る時間が長いからと言えます。玄関入って寝室は良くない。

梁も良くない。入り口とベッドの位置も大切。寝姿が鏡に映るのは良くない。鏡を移動させるか、寝る時は鏡に布をかける。ベッドの足元にテレビも良くない、などです。

 もう一つは理気派で、玄空飛星派、八宅派があります。

 八宅派風水では、時期やその人の生年月日も大事と言われます。男女で違うが本命掛(け)を出し、これにより個人の方向的に良い所と良くない所(方角)を知ります。

 家の向きを観る、玄関が向いている方向を検討。それにより何処に寝たら良いか?などチェックします。

 玄空飛星派(フライングスター)は現在、人気ある風水です。180年を1周年として9つに分けて時期を検討します。その家に移り住んだ時を観る、たいていは年代的に7運か8運が多いとのことです。羅盤を使います。北、東北など一つの方角を3つに分けて、24方位、24パターンを検討します。それぞれに意味があり、このような家はこのようになり易いなどが分かるようです。そうしたことがベースに星回りの時期が来て判断します。実際には家を分割してそれぞれの場所に数字を割り振ります。その数字で、良い数値かそうでない数字かを観て判断します。

 実例として4症例をあげられ、先生がお若い頃、風水的に悪い家に引っ越してご家族がすぐ亡くなったご経験も含め、風水により症状が顕著に改善した例を紹介されました。

 番外ですが、台湾には「安忍水」なるものがあるそうです。瓶に、粗塩をカップ1に3倍くらいの水を入れ、真ん中に龍の銀製のコイン、周りに6枚の銅貨コインを置く。この「安忍水」の装置を気の悪い所に置くといったものを紹介されました。